新型コロナウイルス関連の香港の状況(2020年2月14日)
54人目から56人目の感染者が確認されました。54人目は、53人目感染者のいとこで、彼女も1月26日に北角のStar Sea Food Restaurantで、先に確認された感染者と一緒に食事をしていました。
香港政府は本日、250億香港ドル(約3535億円)以上の補助金を香港市民や企業に提供すると発表しました。低収入世帯へは5,000香港ドル、学生への奨学金を2,500香港ドルから3,500香港ドルへ増額、Hospital Authorityへ47億香港ドル、公営・私営の住宅向けに防疫を目的として26,000香港ドル、清掃員や警備員へ毎月1,000香港ドル、政府が急遽検疫センターとして使用することになったマンション(在粉嶺・火炭)への入居が決まっていた人に6,000香港ドル、旅行会社・レストラン・小売業に80,000香港ドルから200,000香港ドル、屋台商店などの小型店舗へ5,000香港ドル、文化・芸能業界、研修機関、幼稚園などへの支援金が含まれます。また、行政長官は、「今回の補助金は大きな金額であるが、香港は今前例のない状況に直面しており、必要な施策であれば金額の大小は最重要要素ではない。今回政府は様々な方面を支援するために、大胆で果断な対策をとることを決断した」と述べました。