SARS以来、最大の失業率
香港政府のデータによると、5月末の時点で23万人以上の人が職を失っており、労働人口の約6%になるということです。これは過去15年以上で最大の値です。
最新の失業率は5月末までの3ヶ月間の5.9%で、過去15年以上で最大の値であり、4月時点の5.2%からも上昇しています。3月時点では4.2%であったことを考えると、上昇率は抑えられています。 不完全就業率は同期間で3.1%から3.5%に上昇しています。
失業はほぼ全ての経済分野で見られます。消費部門と観光関係部門を併せた失業率は10.6%に上りました。これは2003年のSARS以来最大の数値です。また、同部門の不完全就業率は6.3%に上昇し、こちらも過去最大の数値です。飲食部門の失業率は14.8%で、不完全就業率は8.2%で高止まりしています。建設業界については失業率は10.8%に上り、不完全就業率は8.2%になっています。
こうした状況の中でも政府は光を見出しています。政府は、雇用状況はまだしばらくは大変な状況が続くと考えられるが、失業率の上昇率自体は落ちついてくるだろうと考えています。