新型コロナウイルス関連の香港の状況(2020年3月13日)
香港で4人目の死亡者が出ました。2月26日に感染が確認された80歳男性です。集団感染が発生した福慧精舎へも出入りをしていました。
新たに6名の感染者が確認されました。1人は1歳児の子供です。12日に確認された両親と共に、2月29日にイギリスから香港に到着しました。香港の累計感染件数は132人(内1人は感染の疑いの段階)となっています。さらにもう一人も同じ家族です。他の4人も潜伏期間に欧州・アメリカを訪問した人たちでした。
3月11日のWHOのパンデミック宣言を受けて、香港政府が本日、渡航自粛勧告範囲を欧州シェンゲン協定エリア(オーストリア、ベルギー、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、イタリア、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス)まで広げました。また衛生署は、検疫センターは濃厚接触者のためにも確保しなければならないことと、そのキャパシティを鑑み、これらの国へ14日以内に訪れた入境者へ対して、以下の措置を発表しました。
<検疫センターでの隔離>
韓国 大邱、韓国 慶尚北道、イラン、イタリア エミリア=ロマーニャ州、イタリア ロンヴァルディア州、イタリア ヴェネト州
<強制自宅検疫>ー14日から
上記以外のイタリア全土、フランス ブルゴーニュ=フランシュ=コンテ地域圏、フランス グラン・テスト地域圏、ドイツ ノルトライン=ヴェストファーレン州、北海道、スペイン ラ・リオハ州、スペイン マドリッド、スペイン バスク自治州<強制自宅検疫>ー17日から
上記以外の韓国全土、欧州シェンゲン協定エリア