新型コロナウイルス関連の香港の状況(2020年3月14日)
本日新たに4件の感染者が確認されました。香港の累計感染件数は142人(内1人は感染の疑いの段階)
大埔にある富亨邨亨泰樓の上から6階までのunit 13と14の住居を検疫を行うこととなりました。本日新たに確認された59歳の感染者が同住宅の最上階である34階に住んでいますが、同住宅32階にはエジプトツアーに参加した2人の夫婦の感染者が住んでいました。香港大学の専門家によると、32階の住民が排便した時に、下水管を通じてウイルスが上層階へ移動して空気感染した可能性があるとのことです。予防のために、上層6階までは検疫が行われます。
2月4日に日本で陽性が確認された後、3月6日と9日に2度の検査で陰性が確認されて10日に香港に戻ってきたダイアモンド・プリンセス号の乗客の香港居民が、本日再び陽性が確認されました。85歳の男性です。
香港税関は本日、4種類のマスクについて、細菌の数が制限数を超えているため、使用を直ちに止めるよう発表しました。これまでのところ銅羅灣と灣仔の薬局4店舗これらのマスクの販売が確認されました。税関は、これらのマスクの出所を確認中です。
